9/24 エアーホッケーゲームのアレンジ
今日は、前回作成していたプログラムの続きに取り組みました。
- 16:30~ はじめに
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:00~ 話し合いタイム
- 17:15~ モクモクタイム②
- 17:35~ モクモクタイム③
- 17:55~ 終わりの会
話し合いタイム「How many 予防接種?」
いつも通りクイズから始めます
- 世界の人口は何人?
- 日本の人口は何人?
- 日本の人口のうち、5歳未満は何人?
世界の人口や、日本の人口は、覚えておいた方がいいので、
話し合いタイムでも何度も取り上げています。
こういった数字を覚えることが重要なのは、比較対象になるからです。
「7,000万人がワクチン接種を済ませています」
と聞いたときに、1億2千万人という母数が頭に入っていると、
半数以上が接種したんだなとわかります。
他にも、
全国に小学生は約600万人いる
全国に郵便局は約25,000局ある
なども覚えておくといいですね。
***
そして、今日の本題
5歳未満の子供が亡くなる確率・・・
どれぐらいだと思いますか?
これは数字を覚える必要はありません
これだけの差があるということが大事です。
”この差ってなんだろう”
子どもたちに考えてもらいました。
これまで話してきたことをもとに
「お金の問題かな?」
「戦争があるからかな?」
などと答えてくれ、成長を感じました。
これは様々な要因があるので、一概にこれとは言えませんし、
子どもたちが答えてくれたことも、その一つだと思います。
0~5歳の間にかかりやすい病気というのがいくつかあって、
それを防ぐために予防接種がありますよね。
日本だと無償で受けることができます。
では、
小学生になるまでに、何種類の予防接種を受けているか。
「3種類かな?」
「受けていない!」
と答えてくれました。
ほとんどが3歳になるまでに受けるので、
覚えていないのも当然ですね。
大阪市では、現在12種類を定期予防接種として提供しているようです。
参照:https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000005785.html
お父さん、お母さんが12種類以上も受けさせてくれたんだよ
という話をすると少し驚いていました。
SDGsを話し合いタイムのテーマとして取り上げる理由・・・
・SDGsはEテレでも積極的に取り上げられており、子どもも含めて考えるべき注目のテーマ
・身の回りの課題を通じて、視野を広げてほしい、より深く考えてほしい
自分にとっては当たり前だけど、他の人にとってはそうでないこと
日本では当たり前だけど、世界ではそうでないこと
今は当たり前だけど、この先はどうかわからないこと
について考えを巡らせるということです。
エアーホッケー1のアレンジ
前回取り組んだエアーホッケー1に引き続き取り組んでもらいました。
前回は、問題文の指示に沿って、プログラムを組んで、動くところまでできたので、
今回は、自由にアレンジしてもらいました。
今回も個性豊かなアレンジができあがっていましたよ。
「自由につくっていいよ」
と言っても、困ってしまう場合もあります。
その場合は、こちらから、「こんなのはどう?」
といろいろと案を提案します。
その案を呼び水に、「あ、じゃあこうしたい」
と思いついてくれることも多いです。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
(終わり)