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12/10 マルバツゲームをScratchでつくってみたら

20221210セッションログ

寒い日が続きますが、体調崩されていないですか?

今日のタイムライン
  • 16:30~ はじめに
  • 16:35~ モクモクタイム①
  • 17:00~ 話し合いタイム「インクルーシブな教室」
  • 17:20~ モクモクタイム②
  • 17:40~ モクモクタイム③
  • 17:55~ 終わりの会
目次

モクモクタイム

  • マルバツゲーム
  • Air Hockey
  • さかなとサメの追いかけっこ
  • サリーシリーズ
  • ボタンで動かそうドリル

今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。

マルバツゲームって、昔からありますよね?

マルバツゲーム

1年生でも理解できる単純なゲームですが、これをプログラムにするのは意外に難しい。

どこかのマスをクリックしたら、その順番に応じて絵を〇か✖に変える必要があります。
9マス埋まる前に決着する場合もあれば、埋まっても決着しない場合もあります。
〇と✖がどんなパターンになれば、勝ちなんだ、引き分けなんだと条件を考えないといけません。

頭を悩ませながら、取り組んでくれていました。

話し合いタイム「インクルーシブな教室」

今週のテーマは「インクルーシブな教室」

SDGs10 人や国の不平等をなくそう

インクルーシブは、日本語にしにくいですが、簡単に言うと「仲間外れにしない」「みんないっしょに」と訳すことができます。

日本人とそれ以外
健常者とそれ以外
一般的とそれ以外
普通とそれ以外

という発想ではなく、みんないっしょにという考え方は、これからの社会を生きていく上でとても大事な価値観だと思います。

みんないっしょにというと少し誤解を与えるかもしれませんが、
インクルーシブな発想をするためには、
一人ひとりが異なるということを意識しないといけません。

一人ひとりが異なることを意識できないと、”普通”から外れた人を排除してしまい、
インクルーシブにならないからです。

というややこしい話は子どもたちにはしませんが、

「耳が聞こえない友だちが、クラスに転校してきました。
みんなと同じように学校生活をおくることになります。
どんな手助けができるか考えてみよう。」

という状況設定で、

Q1どんなときに困るか
Q2どんな手助けができるか

を考えて、紙に書きだしてもらいました。

その後みんなで発表したのですが、
「確かにそんなときも困るね」など、
他の人の意見を聞いて、書き足したり
じゃあこんなケースもあるかと、
さらなら発想につなげられたりできていましたよ。

***

余談ですが

障害のある子どもたちを分離する”特別支援学級”が、日本ではいまだに存在していると思います。

世界の先進国では少数派で、国連からも”勧告”を受けています。
文科大臣は「特別支援教育を中止しない」と言っているものの
今とは異なる形になっていくはずです。

賛否両論あり難しい問題ではありますが、例えばオランダでは、目の見えない子どもや耳の聞こえない子どもを特別扱いせず、同じ教室で学んでいて、自然と周りの子どもたちが支援しているといいます。

そんな教室の方が理想的だなと私は感じますが。

(終わり)

Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。


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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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