4/15 空飛ぶクルマの可能性について議論
桜のシーズンも終わり、すっかり暖かくなりましたね。
今日も子どもたちは元気に楽しく学びました。
- 16:30~ はじめに
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:00~ 話し合いタイム
- 17:25~ モクモクタイム①
- 17:40~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
モクモクタイム
- クレーンゲーム
- じゃんけんゲーム
- サッカーゲーム
- お買い物アプリ
今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
話し合いタイム「空飛ぶクルマで社会はどのように変わる?」
今日は大阪万博でも注目ポイントの一つである、空飛ぶクルマについて話し合いました。
先日大阪城公園で試験運転が行われましたが、その際に使用されたLIFT AIRCRAFT社のeVTOL「HEXA」のコンセプトムービーを見てもらい、空飛ぶクルマがどんなものかの学びからスタートし、その後いろんな意見をぶつけ合いましたよ。
LIFT AIRCRAFT社のコンセプトムービー
いつも通り、いきなり話し合いに入ると思いつきで話してしまうので、
そうではなく、一度「考えてみようシート」に自分のアイデアをまとめた上で、議論します。
少し時間を延長するほど、すごくたくさんの意見を言ってくれて、とても盛り上がりました。
「そうだよね」と納得感のある意見から、「なるほど、そういう観点は大人には浮かばないだろうな」と唸るような意見まで、関心しきりでした。
例えば、以下のような意見を言ってくれましたよ
- みんなが空で移動できるようになれば、救急車が地上を通りやすくなる
- 空飛ぶクルマができるんだったら空飛ぶ自転車もできそうだよね
- 景色が楽しめていいよね
- 空飛ぶクルマが普及したら、ニュースの渋滞情報も変わりそうだね。「地上は混んでいますが、空は空いてます」みたいな。
- 横に窓が付いていないから落ちそう
- 1人乗りだと家族と一緒に乗れないから寂しい。3人乗りなど作ってほしい。
- 高所恐怖症の人にとっては厳しい。下が見えないようにするなど工夫が必要。
考えてみようシートは各自持ち帰っていますので、保護者の皆様は見てみてください。
(終わり)