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5/13 話し合い「電気自動車は環境にいいのか」

20230513セッションの様子

今日はいつも通りモクモクタイムと話し合いタイムを行った後、来週の発表に向けて発表準備をしました。

今日のタイムライン
  • 16:30~ はじめに
  • 16:35~ モクモクタイム①
  • 17:00~ 話し合いタイム
  • 17:25~ 発表準備
  • 17:55~ 終わりの会
目次

モクモクタイム

  • さかなエサやり
  • 犬と追いかけっこ
  • モモの冒険
  • ロケットと足し算

今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。

20230513モクモクタイムの様子
20230513モクモクタイムの様子
教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

発表準備

来週の発表に向けて、発表準備を行いました。

最近取り組んだ作品の中から、1つを選び発表してもらいます。
順序だてて発表できるように、発表準備シートを使って、発表する内容を、まとめていきます。

発表準備シート
発表準備シート

話し合いタイム「電気自動車は環境にいいのか」

先週話した「エネルギーについて」の続きとして、「電気自動車は環境にいいのか」というテーマについて議論しました。

話し合い「電気自動車は環境にいいのか」

テーマを聞いた時の子どもたちの反応は、「いいに決まってる」といったものでしたが、話していく中で、よく考えたらそうとは限らないかもしれないという考えになったようです。

先週の議論で、電気の半分以上は、石炭や石油を燃やすことで作っていることを学びました。
つまり電気を作る過程でCO2が出ていることになります。

確かに、走っているところだけを見れば、電気自動車はクリーンで環境によさそうですが、もう少し深く考えてみると、本当にそうなのかということに気づきます。

蛇足ですが、電池をつくる過程でも諸問題があります。

話し合い「電気自動車は環境にいいのか」

「じゃあ、電気自動車も環境によくないんだ」ということを覚えてほしいわけではありません。

答えを覚えて表面的なことをストックするのではなく、深く考えられるようになるための訓練です。
一斉授業で、暗記偏重の教育ではなかなか身につかない力ですが、少しずつ身につけて社会に出たときに幸せに暮らすために必要な力だと考えています。

今日のテーマも小学生には少し難しいですが、とても重要なことですので、お子様と話してみてください。

(終わり)

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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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