2/17 学び合い「音楽を奏でる」
今日の学び合いタイムは、プログラミングで音楽を奏でることに取り組みました。
デジタルに音楽を奏でるには、楽譜を正しく読み解いて、正確に支持を出す必要があります。
なんとなくのノリでは演奏できず、づまづきながらも集中して取り組んでくれました。
- 16:30~ はじめに
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:00~ 学び合いタイム
- 17:30~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
モクモクタイム
- ペンギンスイマー
- ドラゴンをやっつけろ
- ShootingGame2
- サッカーゲーム
- 翻訳アプリ
- Attack the Goblin 2
今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
学び合いタイム「音楽を奏でる」
今日は、プログラミング×音楽ということで、
プログラミングで音を奏でる
ということにみんなで取り組みました。
いつも使っているScratchに、
「音楽」という拡張機能があります。
自分でプログラムを書くと、
それに沿って音を奏でてくれるという機能です。
例えば、
ドの音を1拍>ドの音を1拍>ソの音を1拍>ソの音を1拍>ラの音を1拍>ラの音を1拍>ソの音を2拍
とプログラムすると、”きらきらひかる…♪”ときらきら星を奏でることができます。
用意した6つの楽譜から、
自分で好きなのを選んで、
プログラムを書いてくれていました。
なんとなく見ていたかもしれない楽譜も
ロジカルに読み解かないと正しくは演奏できません。
例えば、付点四分音符って何拍なんだっけなど、考えながら取り組んでくれていました。
プログラムを書いて、
正しく演奏されるのが嬉しかったようで
いつもに増して集中して取り組んでくれていましたよ。
上達すれば、
自分で作ったプログラムに、自分で作った音楽を乗せる
といったこともできるようになります。
(終わり)