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3/16 話し合い「学校の時間割をカスタマイズ」

20240316セッションの様子

今日はもうすぐ新年度が始まるということで、時間割、そしてそれも含めた学校での過ごし方についてみんなで話し合いました。

今日のタイムライン
  • 16:30~ はじめに
  • 16:35~ モクモクタイム
  • 17:00~ 話し合いタイム
  • 17:30~ モクモクタイム
  • 17:55~ 終わりの会
目次

モクモクタイム

  • RPGアニメーション2
  • すご腕ウェイター
  • モンスボールコロコロ
  • Entry級練習問題2
  • たまごを落とさずキャッチ

今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。

20240316モクモクタイムの様子
20240316モクモクタイムの様子
20240316モクモクタイムの様子
20240316モクモクタイムの様子
20240316モクモクタイムの様子
教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

話し合い「時間割をカスタマイズ」

もうすぐ新しい年度が始まり、新しいクラス、新しい時間割での授業が始まることになると思います。今日は、そんな学校での時間の過ごし方について議論しました。

というのも、学校での時間の使い方について、今教育界では、議論が活発に行われています。
その筆頭が東京都渋谷区で、4月から午後をすべて探求型学習の時間にすることになっています。

東京新聞「<23区の予算案>渋谷区 区立小中校の午後「探究学習」に」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/307619

子どもたちは、午前は国語や算数といった教科の学習が中心だが、午後は、興味を持ったテーマごとに調査や実験、制作活動、発表などに取り組む。

これまでも一部の学校では、探求型を中心とした時間割にしているところがありましたが、自治体として取り組むのは全国初だそうです。

東京のど真ん中、渋谷区が始めたことから、今後全国に展開される可能性が高いと感じています。

***

さて今日はそんな世の中の流れを伝えつつ、時間割をどう組むのがいいかみんなで話し合いました。

どの教科を何時間目にするかといった議論だけでなく、
授業時間と休み時間の時間配分についてや、下校時間などについても考えを巡らせ、
より有意義な学校生活にするにはどうすればいいか考えました。

いつも通り考えてみようシートに記入したのち、みんなで話し合いました。

  • 図工ではつくりたいものをつくり、理科では自分の興味があることを調べるというように、各自の興味・関心に沿って学ぶようにする
  • 1コマ25分休憩20分とする
  • 1日に1回、自習の時間を設けるようにする
  • 高学年になったら自分たちで時間割を決める。自分たちで考えることを覚えさせるために、仮に偏ったものができたとしても、自分たちで考え直すまで待つ。

などなど、たくさんの意見を出してくれていました。

20240316話し合いタイムの様子
20240316話し合いタイムの様子
20240316話し合いタイムの様子

(終わり)

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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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