3/23 学び合い「音声合成とりんごとバナナ」
今日の学び合いタイムでは、音声合成というScratchの拡張機能をつかって、いろんな言葉をコンピュータに読ませる方法について、みんなで学びました。
- 16:30~ はじめに
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:00~ 学び合いタイム
- 17:30~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
モクモクタイム
- RPGアニメーション2
- モンスボールコロコロ
- Entry級練習問題2
- たまごをおとさずキャッチ
今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
学び合いタイム「音声合成とりんごとバナナ」
今日のテーマは「音声合成とりんごとバナナ」。
音声合成というのは、Scratchの拡張機能の一つで、文字を読み上げる(ナレーションをつけてくれる)機能です。
日本語だけでなく、様々な言語に対応しており、自分の好きな言葉を入力すれば、それを音声として読み上げてくれます。
りんごとバナナというのは、Scratchのコマンドの一つで、文字の連結を行うコマンドです。
「音声合成」と「りんごとバナナ」の2つをつかって、
ハコの中身はなんでしょう?
というアニメーションを作成しました。
ハコのイラストの後ろに、ランダムで様々なキャラクターが隠れるようにして、
「ハコの中身はなんでしょう」というナレーションとともに、ハコが消え、中身が見える。
そうするとネコが、「〇〇が現れました」と読み上げてくれる。
そんなアニメーションです。
一通り完成したのちは、各自でおもしろいアレンジを加えていました。
熱中して取り組んでいましたよ
(終わり)