12/7 学び合い「繰り返しと条件分岐」
今日はプログラムの大事な概念である、繰り返しと条件分岐について学び合いました。繰り返しの実例として実施した、ピザって10回言ってゲームも盛り上がりましたよ。
- 16:30~ はじめに・自己紹介
- 16:40~ モクモクタイム①
- 17:00~ 学び合いタイム
- 17:30~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
ゼネラルコース
モクモクタイム
- ソース入れ替えゲーム
- クレーンゲーム
- Quiz5
- まっすぐレーシング
- のはらでかけっこ
- 野球ゲーム
今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
学び合い「繰り返しと条件分岐」
本日の学び合いタイムは、プログラミングの最も重要な概念である、繰り返しと条件分岐についてでした。
プログラミングに慣れてきた子どもにとっては、改めて考え方を認識すること、まだ始めたばかりの子どもにとっては、考え方の基本を理解することを目的にみんなで学び合いました。
本題に入る前に、繰り返しの実例として、「ピザって10回言って」ゲームをアイスブレイクとして実施しました。
盛り上がったところで本題へ、、、
なんとなくではなく、どういうステップを踏むのか、丁寧に理解することがとても大事です。
上図のような問題をいっしょに考え、教え合いながら、理解を深めていきました。
一番最後の問題はこちらです。
変数を使っていて、変数の中身がどんどん増え、増えると、「もし3>ポイント」の条件が変わって分岐先も変わります。
(終わり)