1/11 話し合い「多様な食事制限への対応」
あけましておめでとうございます。今年も子どもたちの未来のために全力投球してまいりますので、プログラミングスクールLをどうぞよろしくお願いします。
- 16:30~ はじめに・自己紹介
- 16:40~ モクモクタイム①
- 17:00~ 話し合いタイム
- 17:30~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
ゼネラルコース
モクモクタイム
- ボクシング
- クレーンゲーム
- 焼肉でお腹いっぱい
- さかなエサやり
- スペースインベーダー
- Gobo回収ゲーム
今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
話し合い「多様な食事制限への対応」
今日のテーマは多様な食事制限への対応。世の中には、宗教や文化、様々な主義によって、多様な食事制限があります。今年開催される万博ではそのための対応がとられていることについて、認識してもらうことを目的にこのテーマにしました。
多様な食事制限がある理由
まずは、なぜ世界にはいろんな食事制限があるのか。なぜ好き嫌いではなく、食べる食べないを決めるのかについて、自分の知っていることを挙げてもらいました。
多くの子どもたちが、宗教や文化、アレルギーといった病気が理由だと挙げてくれました。その通りですね。
来る万博では、世界の多種多様な地域から外国人が訪れることになり、誤って食べてしまわないように分かりやすく伝える工夫をする必要があります。
ビデオでフードピクトについて鑑賞
フードピクトという、食事制限をわかりやすく伝えるマーク(ピクトグラムの一種)について、日本経済新聞社のビデオを観てもらい、学んでもらいました。
えび・かになどはもちろん44品目を、文字を使わずに絵だけで伝えることができるフードピクト。関西ではすでに1000以上のレストランなどで導入されているようです。
ピクトグラムを考える際には、相手の文化的背景まで考慮する必要があります。例えばビデオで紹介されていたのは牛乳を表すピクトグラムについて、当初牛乳パックの形で作成していたが、牛乳をパックで売っていない地域の人には伝わらなかったそうです。
文字を使わずに絵だけで相手に伝えるのって難しいですね。
ピクトグラムゲーム
ビデオをみたあとは、みんなでピクトグラムクイズに取り組みました。
豚や小麦を表すピクトグラムを見て、それが何かを答えるというゲームをし、
そのあとは、そばとゼラチンのピクトグラムを考えて描いてもらいました。
文字を使わずに、そばとゼラチンを伝えるために、皆さんならどんな絵を描きますか?
(終わり)