1/14 子供っていつまで?
こんにちは。成人式も終わり、あっという間に1月も半分が過ぎましたね。
受験生にとっては、いよいよ勝負所といったところでしょうか。
- 16:30~ はじめに
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:05~ 話し合いタイム「子供っていつまで?」
- 17:25~ 発表準備
- 17:55~ 終わりの会
モクモクタイム→発表準備
- Shooting Game 3
- まっすぐレーシング
- ネコ VS Dragon
- Entry級Practice1
今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。
後半では、次回の発表に向けて、プログラムが思った通りに動くかの再チェックや、発表で伝えたいポイントの整理などを準備として取り組みました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
話し合いタイム「子供っていつまで?」
今日は成人の日にちなんだ、ディスカッションをしました。
法改正などがあり、ホットな話題ですが、
法律によっても差がありますし、グローバルに見るといろんな考え方があります。
そもそも年齢だけで決められるものなのかというのもあります。
答えはないんだよ
ということを強調した上で、子どもたちに考えてもらいました。
まずは、自分の考えをまとめてほしいので、
シートに自分の考えを書きます。
・いつまでが子どもで 、 いつからが大人でしょうか?
・なんでそう思う?
論理立てて自分の意見を主張できるようになること
様々な角度、観点から物事を捉えられるようになること
自分とは違う意見に耳を傾けること
この3つを目的に取り組んでもらっています。
特に3つ目が大事で、正答率を競うような教育に偏りすぎると、
ついつい正解かどうかしか考えられなくなってしまいます。
社会に出たら、正解か不正解かではなく、
様々な意見がある中で、どう折り合いをつけて、前に進めるかが大事になってくると思うので、
そういう思考にも慣れてほしいと思っています。
今回もいろんな意見を出してくれました。
1/2成人式があるぐらいだから、10歳で“半分大人なんだ”という意見もあり、非常に興味深かったです。
保護者の方へ
HPに掲載していない写真も多数あります。
「エルサポ」のフォトギャラリーよりご確認下さい。
(終わり)