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3/25 玉造を人気の街にするには?
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昨日が終業式だった学校が多く、今日から春休みの子どもたち。
春休みの予定も教えてくれましたよ。
- 16:30~ はじめに
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:00~ 話し合いタイム
- 17:20~ モクモクタイム①
- 17:35~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
モクモクタイム
- クレーンゲーム
- レーシングゲーム
- シューティングゲーム
- サッカーゲーム
今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。
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教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
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【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
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【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
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学び合いタイム「玉造を人気の街にするには?」
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今日は、大阪市長になったつもりで、「玉造に住む人をもっと増やすにはどうすればいいか」
について、アイデアを出し、話し合いました。
いきなり話し合いに入ると思いつきで話してしまうので、
そうではなく、一度「考えてみようシート」に自分のアイデアをまとめた上で、
議論します。
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映えるスポットを増やせばいいんじゃない?
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それで観光客は増えるかもしれないけど、住む人は増えるかなぁ
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家賃を安くすればいいんじゃない?
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安すぎると、事故物件だと思われるんじゃないか。
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消費税をゼロにすればいい
といった活発なやり取りがあったり、ユニークなアイデアを出してくれたり、
とても有意義な話し合いタイムとなりました。
他にも以下のようなアイデアがでましたよ。
- お金をあげる
- 優しい雰囲気を出す
- 家賃を減らす
- 消費税をゼロにする
- 空飛ぶ車を使えるようにする
- 店を増やす
- 公共施設を増やす(公園、学校など)
- 値段を下げる(家具とか日用品)
- 射的などのイベントをして、賞品をあげる
- 動物園、水族館を増やす
- 二酸化炭素をゼロにする
考えてみようシートは各自持ち帰っていますので、保護者の皆様は見てみてください。
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(終わり)