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7/1 学び合い「ネコがスプラトゥーンのようにインクを発射」

20230701セッションの様子

今日から7月になりました。夏休みまでカウントダウンですね。
学び合いタイムでは、あの大人気ゲームを再現してみましたよ。

今日のタイムライン
  • 16:30~ はじめに
  • 16:35~ モクモクタイム①
  • 17:05~ 学び合いタイム
  • 17:55~ 終わりの会
目次

モクモクタイム

  • モモの冒険
  • HPバーを用いた自由制作
  • 焼き肉ゲーム
  • ロケットと足し算

今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。

教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

学び合いタイム「ネコがスプラトゥーンのようにインクを発射」

今日は、あの大人気ゲームを、Scratchで再現してみました。
Scratchには、ペンという拡張機能があり、この機能をうまく使うと、それっぽいことができるんです。
あくまで“ぽい”ですけど、子どもたちは大喜びで、予定よりも時間を延長して取り組みました。

完成形イメージ

まずは、このようなシンプルな動きを作っていきます。
インクは自分で好きな色・好きな形にして、それをちょっとずつ動かしながら、ペタペタ貼り付けると、
発射されたような動作になります。
教え合いながら、みんなうまく作れていました。

基本の動きが完成したら、あとは自由にアレンジです。

対戦相手を作ったり
インクがグラデーションになるようにしたり
インクに模様をつけたり

20230701 学び合いタイムの様子
20230701 学び合いタイムの様子

こういう風に、思い思いにアレンジすることがとても大事ですね。

アレンジすることの大切さ

アレンジするということは、
このプログラムがどのような仕組み、構造で動いているか
ということを理解した上で、
じゃあ、どこに手を入れればいいのかと考えることになるので、
論理的に思考し、仮説を立てて、それを検証するということになります。

ですので、ただプログラムを完成させるだけでなく、
このアレンジがとても重要なんですね。

20230701 学び合いタイムの様子
20230701 学び合いタイムの様子

とても熱中していて、時間が来ても「え、もう終わりなの?」とびっくりしていた様子でした。

(終わり)


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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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