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7/22 話し合い「運動会に順位をつけるべきか」

20230722セッションの様子

いよいよ夏休みがはじまりましたね。
今日は、モクモクタイムと話し合いタイムをしたあと、
次回の発表に向けた準備をしました。

今日のタイムライン
  • 16:30~ はじめに
  • 16:35~ モクモクタイム①
  • 17:00~ 話し合いタイム
  • 17:25~ 発表準備
  • 17:55~ 終わりの会
目次

モクモクタイム・発表準備

  • 県庁所在地ゲーム
  • HPバーを用いた自由制作
  • モモの冒険
  • もんすぼーるコロコロ

今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。

プログラムに最後の仕上げをして、次週の発表の準備も行いました。

20230722 モクモクタイムの様子
20230722 モクモクタイムの様子
教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

話し合いタイム「運動会で順位をつけるべきか」

20230722 話し合いタイム「運動会で順位をつけるべきか」

今日のテーマは、運動会や体育の時間で、順位をつけた方がいいかどうかです。
割と昔からあるテーマですが、いまだに議論が続いていて、難しいテーマです。

今回のポイントは、
目先のことだけじゃなく、そもそもの目的やゴールを意識すること
です。

いつも通り、考えてみようシートに記入してから議論に入ります。

20230722 話し合いタイムの様子
20230722 話し合いタイムの様子

そもそも体育ってなんのためにするんだろう
なんで運動が苦手な人もしないといけないんだろう

といったことまで立ち返って考え、
たくさんの意見を出してくれました。

運動が得意な人にとってどうか、苦手な人にとってどうか。
いろんな人の立場に思いを巡らせて、考えることができていましたよ。

話し合いタイム
  • 自分の想いを伝えるということ
  • 人が話しているときの聴く態度を磨くこと
  • 質問をしてどんどん相手の想いを引き出すこと

を練習してもらっています。

他の人が話しているときに、自分の話がしたくてうずうずしてしまったり、
割り込んでしまうことがあります。
大人でも全員が完璧にできるわけではないので、難しいですが、
小学生のうちから少しずつ磨いていくことが大事かなと思っています。

(終わり)

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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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