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9/2 学び合い「インターネットの仕組み」
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2学期がスタートしましたね。まだまだ暑い日が続きますが、今日も元気に学びました。
- 16:30~ はじめに・自己紹介
- 16:40~ モクモクタイム①
- 17:00~ 学び合いタイム
- 17:25~ モクモクタイム②
- 17:40~ モクモクタイム③
- 17:55~ 終わりの会
モクモクタイム
- ネコVSドラゴン2
- Gobo回収ゲーム
- モモの冒険
- クレーンゲーム1
- サリーシリーズ
今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。
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教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
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【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
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【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
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学び合いタイム「インターネットの仕組み」
今日は少し専門的な内容ですが、子どもたちも日常的に使っている、「インターネット」や「IPアドレス」、「ブラウザ」とは何かについて、小学生でもわかるレベルでお話しし、実際にパソコンで体感しながらイメージをつかんでもらいました。
「インターネットって何?」
改めて聞かれると、大人でも正確に答えるのは難しいかもしれません。
定義を正確に回答できることは必ずしも重要ではないかもしれませんが、こういうものだというのを知っていると、いろんな場面で応用して考えることができると思っています。
子どもたちは、Youtubeやネットゲームなど、意識せずとも普段からインターネットを活用しています。
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それは、世界の“どこかのサーバー”と情報のやり取りをして、それをブラウザやアプリで動かしていること。
“どこかのサーバー”には、インターネット上の住所(のようなもの)があり、目の前のコンピュータから世界中のネットワークをたどっていき、そこまでたどり着いていること。
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インターネット上で何気なく書いたコメントは、世界のどこかのサーバーに書き込まれ、簡単には消えないこと。などをお話しました。
実際にブラウザでYahoo!きっずのページを表示して、サーバーから送られてきた暗号のようなもの(HTML文)をブラウザが変換してくれていることを体感してもらいました。
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一回ですべてを理解するのは難しいと思いますが、今回話したことをベースに、少しずつ理解を進めてくれるといいなと思います。
ぜひご家庭でも話してみてください。
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(終わり)