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10/7 学び合い「繰り返しと条件分岐」

20231007セッションの様子

いっきに秋らしい気候になりましたね。
今日は新しいメンバーが来てくれたので、自己紹介からスタートしました。

※機材トラブルにより写真はありません。申し訳ありません。

今日のタイムライン
  • 16:30~ はじめに・自己紹介
  • 16:40~ モクモクタイム①
  • 17:00~ モクモクタイム②
  • 17:30~ 学び合いタイム
  • 17:55~ 終わりの会
目次

モクモクタイム

  • ネコVSドラゴン2
  • Gobo回収ゲーム
  • エキサイトドライブ
  • クレーンゲーム1
  • 犬のマラソン
  • サリーシリーズ

今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。

教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

学び合いタイム「繰り返しと条件分岐」

本日の学び合いタイムは、プログラミングの最も重要な概念である、繰り返しと条件分岐についてでした。
プログラミングに慣れてきた子どもにとっては、改めて考え方を認識すること、まだ始めたばかりの子どもにとっては、考え方の基本を理解することを目的にみんなで学び合いました。

繰り返しと条件分岐1

なんとなくではなく、どういうステップを踏むのか、丁寧に理解することがとても大事です。

上図のような問題をいっしょに考え、教え合いながら、理解を深めていきました。

繰り返しと条件分岐8

一番最後の問題はこちらです。
変数を使っていて、変数の中身がどんどん増え、増えると、「もし3>ポイント」の条件が変わって分岐先も変わります。

ここまで理解できたら、繰り返しと条件分岐の基本は抑えたことになります。
この条件文を理解するには、不等号についても理解する必要がありますが、不等号は小学校3年生まで習いません。

そこで、等号不等号についてもみんなで学びました。

等号不等号の練習問題こたえ

(終わり)

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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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