7/14週 学び合い「横スクロールをつくろう」

今週は夏休みが直前に迫ってきているということもあり、みんなとてもワクワクした様子でした!

学び合いタイムでは、「横スクロールをつくろう」ということで、横スクロールをつくる方法をいくつか学びました。

ゼネラルコース今日のタイムライン
  • 16:10~ はじめに
  • 16:11~ モクモクタイム①
  • 17:40~ 学び合いタイム
  • 17:00~ モクモクタイム②
  • 17:25~ 終わりの会
プロフェッショナルコースのタイムライン
  • 17:45~19:00 モクモクタイム
目次

ゼネラルコース

モクモクタイム

  • スペースインベーダー1
  • Quiz2~5
  • 翻訳アプリ
  • テニスゲーム
  • ビルをとびこえろ

今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。

教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

学び合いタイム「横スクロールをつくろう」

今日は自由制作の幅を広げる目的で、Scrachで横スクロールの作り方を学びました。

横スクロールを作るといっても、その手法は様々あり、今週はその中から2つのやり方を一緒に学びましたよ。

まず1つ目は、木をクローン(複製)していき、クローンされた木がそれぞれ右から左に移動することで、スクロールしているように見せる方法。

これはスクロール作るにあたってよく使われている手法で、クローンの作り方さえわかれば簡単に作ることができます。

みんなもこれはサクサクと作ってくれていました。

2つ目は、背景①と背景②のスクリプトを用意し、背景①と背景②が連続して右から左に動くようにする方法。

こちらは1つ目と違って、少々複雑な仕組みになっているのですが、まずはコードを書いてもらい、その後どうやってこのような動きができているのか確認しました。

解説例)

一つずつどこで、どう動いているかを確認していきましたが、

背景②のほうの動きになるとかなり複雑になってきたので、みんな頭から少し湯気がでかかっていたかもしれません、、、

ただすべてを理解できなくても、こういうやり方があるんだということを知ってもらうだけで、十分意味があると思ってます!

この方法を習得できると、下記のようなものが作れるようになり、より自由制作の幅を広げることができます。

動きが確認できたら、つぎはアレンジ!

以前の学び合いで学習した「重力ジャンプ」と組み合わせて、マリオ風にして楽しんでみたりと

みんな様々なアレンジをして楽しんでくれていましたよ!

プロフェッショナルコース

プロフェッショナルコースでは、内容もプロ仕様ですが、
パソコン、モニター、マウスもプロ仕様です。

実際に現場で使っているレベルの機器を使用しています。

例えばこんなゲームをつくります。
https://a-aschool.com/game/easy/

ピンクマンアドベンチャーイメージ
プロフェッショナルコースの特徴

全世界で100万人以上が使用するゲームエンジンであるUnity(ユニティ)でゲーム制作をするコースです。

Unityは「ポケモンGo」や「ドラゴンクエストウォーク」といった有名なゲーム制作にも使われており、今もっとも注目されているゲーム開発エンジンのひとつです。

小学生にもわかりやすい講義映像を観ながら、自分のペースで演習を進め、
ゲームをつくりあげていきます。

サポーターが横にいますので、わからない部分はすぐに聞くことができ、自分のペースで進めつつ、困って進捗しないことがないような環境で進めることができます。

社会人向けの講座と比べても、手厚い体制になっていますので、
小学生のお子様でも安心して学んでいただけます。

(終わり)

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この記事を書いた人

中学校教諭免許(数学)保持
プログラマー、システムエンジニアとして10年以上のキャリアがある
子どもと関わることができるこの仕事にとてもやりがいを感じています

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