9/15週 発表、学び合い「デジタル時計をつくろう」

今週、水曜クラスでは学び合い「デジタル時計をつくろう」、土曜クラスでは発表を行いました。

ゼネラルコース今日のタイムライン
  • 16:10~ はじめに
  • 16:11~ モクモクタイム①
  • 17:40~ 学び合いタイム / 発表
  • 17:00~ モクモクタイム②
  • 17:25~ 終わりの会
プロフェッショナルコースのタイムライン
  • 17:45~19:00 モクモクタイム
目次

ゼネラルコース

モクモクタイム

  • スペースインベーダー1(初級)
  • ネコVSドラゴン
  • サッカーゲーム1
  • 野球盤
  • モンスターボールコロコロ
  • シューティングゲーム2
  • 野球ゲーム

今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。

教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

学び合いタイム「デジタル時計をつくろう」

今週は「デジタル時計をつくろう」ということで、現在の時刻を表示するデジタル時計を作りました!

日付、時、分、秒のすべてを作るのは少し大変なので、今回は【秒】の部分をみんなで考えて作ってみました。

完成イメージ

まずは、二桁になっている秒を一の位と十の位に分けて、それぞれのプログラムの動きを考えます。

まずは一の位から、

一の位の数字の動きを考えるとある特徴に気づきます。それがどういうものなのか、みんなで考えました。

その特徴(秒数が一桁なら1番目の文字を、秒数が二桁なら2番目の文字を取得する)に気づいたら、

それをプログラムするのにはどうすればいいかを考えて、秒数を作るまでの道筋を整理します。

考えが整理できたら、いざプログラミングスタート!

道筋が整理できていると、みんなサクサクと取り掛かって完成させてくれました。

一の位ができたら、次は十の位。それぞれ自分で考えて取り組んでもらいましたよ。

十の位は一の位と少し違う部分があるのですが、一の位の作り方を理解していることで、こちらもみんなサクサクと進めてくれました。

その他にも条件分岐の部分では、今回のやり方だけではなく他にもいろんなやり方があることや、

コスチュームを指定するブロックはどのような仕組みになっているのか等、補足情報も勉強しましたよ。

発表

土曜クラスでは発表を行いました。

最近取り組んだ作品の中から、1つを選び、発表しました。
1人5分程度で、工夫したことなどを説明し、デモンストレーションをします。
順序だてて発表できるように、発表準備シートを使って、発表する内容を、まとめていきます。

発表後は、他の子どもたちから質問を受けて回答します。

発表準備シート
発表準備シート

発表の様子は、動画としてエルサポ(会員専用アプリ)でご覧いただけます。

※編集ができ次第、共有させていただきます。

プロフェッショナルコース

プロフェッショナルコースでは、内容もプロ仕様ですが、
パソコン、モニター、マウスもプロ仕様です。

実際に現場で使っているレベルの機器を使用しています。

例えばこんなゲームをつくります。
https://a-aschool.com/game/easy/

ピンクマンアドベンチャーイメージ
プロフェッショナルコースの特徴

全世界で100万人以上が使用するゲームエンジンであるUnity(ユニティ)でゲーム制作をするコースです。

Unityは「ポケモンGo」や「ドラゴンクエストウォーク」といった有名なゲーム制作にも使われており、今もっとも注目されているゲーム開発エンジンのひとつです。

小学生にもわかりやすい講義映像を観ながら、自分のペースで演習を進め、
ゲームをつくりあげていきます。

サポーターが横にいますので、わからない部分はすぐに聞くことができ、自分のペースで進めつつ、困って進捗しないことがないような環境で進めることができます。

社会人向けの講座と比べても、手厚い体制になっていますので、
小学生のお子様でも安心して学んでいただけます。

(終わり)

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この記事を書いた人

中学校教諭免許(数学)保持
プログラマー、システムエンジニアとして10年以上のキャリアがある
子どもと関わることができるこの仕事にとてもやりがいを感じています

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