5/11 学び合い「マイナスの足し算」
今日はマイナスの足し算について学び合いました。算数では出てこないですが、プログラミングではとても大事ですので、小学生でも理解できるように説明しました。
- 16:30~ はじめに・自己紹介
- 16:40~ モクモクタイム①
- 17:00~ 学び合いタイム
- 17:30~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
- 17:30~18:30 モクモクタイム
ゼネラルコース
モクモクタイム
- 野球盤
- サッカーゲーム
- のはらでかけっこ
今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
学び合い「マイナスの足し算」
今日は、マイナスの数の足し算と引き算について学び合いました。
マイナスの数の加減は、学習指導要領では中学校1年生の範囲です。
しかし、プログラミングをする上で、特にScratchでプログラミングをする上で、
必要な考え方ですので、改めて題材にしました。
今の指導要領で中学生で習うことになっていますが、だからと言って中学生じゃないと理解できないかというとそんなことはありません。
子どもたちは”中学生の範囲=中学生にしか理解できない”のような先入観を持ってしまいがちなところがむずかしいところではありますが、、
小学生でも理解できるように、数直線を使って、イメージを伝え、
インタラクティブに学び合いました。
その後、練習問題に取り組みましたが、上の数直線を見ながら、
“-1+2ということは、-1からスタートして、2つ上に行くから、1だ”
という風に、理解してくれていたようで、正答率も高かったです。
練習問題シートは、各自持ち帰っていますので、保護者の皆様は見てみてください。
プロフェッショナルコース
引き続きピンクマンアドベンチャーの制作に取り組みました。
出来上がりはこんなゲームです。
https://a-aschool.com/game/easy/
全世界で100万人以上が使用するゲームエンジンであるUnity(ユニティ)でゲーム制作をするコースです。
Unityは「ポケモンGo」や「ドラゴンクエストウォーク」といった有名なゲーム制作にも使われており、今もっとも注目されているゲーム開発エンジンのひとつです。
小学生にもわかりやすい講義映像を観ながら、自分のペースで演習を進め、
ゲームをつくりあげていきます。
サポーターが横にいますので、わからない部分はすぐに聞くことができ、自分のペースで進めつつ、困って進捗しないことがないような環境で進めることができます。
社会人向けの講座と比べても、手厚い体制になっていますので、
小学生のお子様でも安心して学んでいただけます。
(終わり)