今週、水曜クラスでは学び合い「効果音をつくろう」を、
土曜クラスでは先週水曜クラスで好評だった学び合い「デジタル時計をつくろう」を行いました。
- 16:10~ はじめに
- 16:11~ モクモクタイム①
- 17:40~ 学び合いタイム
- 17:00~ モクモクタイム②
- 17:25~ 終わりの会
- 17:45~19:00 モクモクタイム
ゼネラルコース
モクモクタイム
- ネコVSドラゴン
- 野球盤
- シューティングゲーム2
今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。



教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

学び合いタイム「デジタル時計をつくろう」
土曜日クラスでは「デジタル時計をつくろう」ということで、現在の時刻を表示するデジタル時計を作りました!
日付、時、分、秒のすべてを作るのは少し大変なので、今回も【秒】の部分をみんなで考えて作ってみました。
完成イメージ

まずは、二桁になっている秒を一の位と十の位に分けて、それぞれのプログラムの動きを考えます。

まずは一の位から、
一の位の数字の動きを考えるとある特徴に気づきます。それがどういうものなのか、みんなで考えました。

その特徴(秒数が一桁なら1番目の文字を、秒数が二桁なら2番目の文字を取得する)に気づいたら、
それをプログラムするのにはどうすればいいかを考えて、秒数を作るまでの道筋を整理します。

考えが整理できたら、いざプログラミングスタート!
道筋が整理できていると、みんなサクサクと取り掛かって完成させてくれました。

一の位ができたら、次は十の位。それぞれ自分で考えて取り組んでもらいましたよ。
十の位は一の位と少し違う部分があるのですが、一の位の作り方を理解していることで、こちらもみんなサクサクと進めてくれました。
その他にも条件分岐の部分では、今回のやり方だけではなく他にもいろんなやり方があることや、
コスチュームを指定するブロックはどのような仕組みになっているのか等、補足情報も勉強しました。


学び合いタイム「効果音をつくろう」
今週水曜日クラスでは「効果音をつくろう」ということで、いろんな効果音を作って楽しみました!
効果音とは演出の一環として付け加えられる音です。
ジャンプするときの「ピョン」という音や攻撃をした時の音、クリアしたときに鳴る音など、これらすべてを効果音と呼びます。そんな効果音があると、ゲームがさらに楽しくなりますよね。
Scratchでも効果音をつくることはできるのですが、今回は「Song Maker」というGoogleが開発したオンラインの作曲ツールで、効果音を作ってみました。
まずは、作りたい効果音がどんな音なのかイメージしてもらいました。

効果音のイメージができたら、実際にソングメーカーで音を作っていきます。
(作曲もできるツールになるので、効果音用にいろいろと設定を変えます。)

また作曲ができるツールにもなっているので、効果音だけでなく色々と設定を変えて音楽を作ることやSongMekaerで絵を書くとどんな音色になるのか等、いろんな音色を作り出して、
この音は敵が近づいてきたときに流すの良くない?など、いろんなシーンを思い浮かべて楽しんでくれていました!

プロフェッショナルコース
プロフェッショナルコースでは、内容もプロ仕様ですが、
パソコン、モニター、マウスもプロ仕様です。
実際に現場で使っているレベルの機器を使用しています。


例えばこんなゲームをつくります。
https://a-aschool.com/game/easy/

全世界で100万人以上が使用するゲームエンジンであるUnity(ユニティ)でゲーム制作をするコースです。
Unityは「ポケモンGo」や「ドラゴンクエストウォーク」といった有名なゲーム制作にも使われており、今もっとも注目されているゲーム開発エンジンのひとつです。
小学生にもわかりやすい講義映像を観ながら、自分のペースで演習を進め、
ゲームをつくりあげていきます。
サポーターが横にいますので、わからない部分はすぐに聞くことができ、自分のペースで進めつつ、困って進捗しないことがないような環境で進めることができます。
社会人向けの講座と比べても、手厚い体制になっていますので、
小学生のお子様でも安心して学んでいただけます。
(終わり)