10/6週 学び合い「エクセルを活用してタイピングゲームをつくろう」

今週の学び合いタイムでは、エクセルを活用してタイピングゲームを作ることに挑戦しました。

パワーポイントはよく学校で使うけど、エクセルは使ったことがないとのことでしたが、

頑張ってデータ入力をしてくれてましたよ。

なかには、コピぺなどを活用して効率的に入力している姿も見れました!

ゼネラルコース今日のタイムライン
  • 16:10~ はじめに
  • 16:11~ モクモクタイム①
  • 17:40~ 学び合いタイム
  • 17:00~ モクモクタイム②
  • 17:25~ 終わりの会
プロフェッショナルコースのタイムライン
  • 17:45~19:00 モクモクタイム
目次

ゼネラルコース

モクモクタイム

  • 野球盤
  • ネコVSドラゴン
  • シューティングゲーム2
  • サッカーゲーム1
  • 野球ゲーム
  • Gobo回収ゲーム

今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。

教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

学び合いタイム「エクセル活用してタイピングゲームをつくろう」

今週はエクセルを活用してタイピングゲームをつくりました!

完成イメージ)※画面上で動かない場合は画像をクリックしてもらうと動きます

タイピングゲームの出題内容をエクセルに書き出して、それをScratchに取り込むということにチャレンジしました。

エクセルを使ったことがない子どもたちがほとんどで、はじめは少し「ん?」という難しい顔をしていましたが、今回はデータを入力するだけの使い方だったので、すぐに要領を掴んで取り組んでくれていました!

また今回はエクセルを活用することに挑戦してもらいたかったので、

エクセルデータを使う部分以外はすでにプログラムが出来上がった状態で取り掛かってもらいましたよ。

とはいうものの、まったく中身がわからないとそれはそれで意味がないので、

タイピングゲームの概要を説明し、これからみんなに取り組んでもらうことが、どのようにこのゲームに繋がるのかを説明して理解を深めてもらいました。

説明例)

タイピングの出題部分を「リスト」というものを使って、プログラムするのですが、

今回はその「リスト」にエクセルからデータを取り込む方法で作成してもらいました。

プログラムの概要とエクセルで作るデータが、どのようにこのゲームに繋がるのかを理解したあとに

エクセルについても簡単に説明し、実際にエクセルを使ってデータを入力してもらいました。

エクセルでデータ入力が完了したら、ファイルを出力して、Scratch側でデータを受け入れして完成です!

このデータを出力して受け入れるという作業は、実際に私がシステム会社で働いていたときにシステムにデータを移行するときの手順と全く同じで、今はまだエクセルを使うタイミングはないかもしれないですが、いろんなことを経験してもらいたいと思い今週はこの題材にさせてもらいました。

また、こんなことをしてほしい!などのご要望があれば是非いつでもご連絡くださいね。

プロフェッショナルコース

プロフェッショナルコースでは、内容もプロ仕様ですが、パソコン、モニター、マウスもプロ仕様です。

実際に現場で使っているレベルの機器を使用しています。

例えばこんなゲームをつくります。
https://a-aschool.com/game/easy/

ピンクマンアドベンチャーイメージ
プロフェッショナルコースの特徴

全世界で100万人以上が使用するゲームエンジンであるUnity(ユニティ)でゲーム制作をするコースです。

Unityは「ポケモンGo」や「ドラゴンクエストウォーク」といった有名なゲーム制作にも使われており、今もっとも注目されているゲーム開発エンジンのひとつです。

小学生にもわかりやすい講義映像を観ながら、自分のペースで演習を進め、
ゲームをつくりあげていきます。

サポーターが横にいますので、わからない部分はすぐに聞くことができ、自分のペースで進めつつ、困って進捗しないことがないような環境で進めることができます。

社会人向けの講座と比べても、手厚い体制になっていますので、
小学生のお子様でも安心して学んでいただけます。

(終わり)

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この記事を書いた人

中学校教諭免許(数学)保持
プログラマー、システムエンジニアとして10年以上のキャリアがある
子どもと関わることができるこの仕事にとてもやりがいを感じています

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