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6/3 学び合い「PoseNetでARプログラムを作成」

20230603セッションの様子

今日は、Scratchの拡張機能「PoseNet2Scratch」を用いて、AR(拡張現実)プログラムの作成についてみんなで学び合いました。

今日のタイムライン
  • 16:30~ はじめに
  • 16:35~ モクモクタイム①
  • 17:00~ 学び合いタイム
  • 17:30~ モクモクタイム①
  • 17:45~ モクモクタイム②
  • 17:55~ 終わりの会
目次

モクモクタイム

  • 県庁所在地ゲーム
  • モモの冒険
  • エアーホッケー
  • サッカーゲーム

今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。

20230603モクモクタイムの様子
20230603モクモクタイムの様子
20230603モクモクタイムの様子
20230603モクモクタイムの様子
教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

学び合いタイム「PoseNetでARプログラムを作成」

PoseNetは、深層学習モデルを使用して、ビデオやカメラ映像から人のポーズ(身体の姿勢)をリアルタイムで推定するためのテクノロジーです。

この機能を使うと、カメラに映る自分を、画面に表示させて、自分の顔の位置や手の動きなどを検知することができます。
つまり、AR(拡張現実)プログラムをつくることができるんです。

小学生でARプログラムを作れるって、なかなかいないと思いますよ。

学び合い PoseNetで遊ぼう

こんなお題で、教え合いながら、いろんなプログラムをつくっていました。

  • 手で雷を落とすプログラム
  • 手や足を振ると、どんどん果物が出てくるプログラム
  • 手を動かしてホッケーをするプログラム

などなど

全身を使いながら、とても楽しそうに取り組んでいました。

20230603学び合いタイムの様子
20230603学び合いタイムの様子
20230603学び合いタイムの様子
20230603学び合いタイムの様子

(終わり)

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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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