11/10週 学び合い「Posenetをつかって遊ぼう」

今週の学び合いタイムでは、Posenetというビデオやカメラ映像から人のポーズ(身体の姿勢)をリアルタイムで推定できるテクノロジーを使って遊んでみました!

ゼネラルコース今日のタイムライン
  • 16:10~ はじめに
  • 16:11~ モクモクタイム①
  • 17:40~ 学び合いタイム
  • 17:00~ モクモクタイム②
  • 17:25~ 終わりの会
プロフェッショナルコースのタイムライン
  • 17:45~19:00 モクモクタイム
目次

ゼネラルコース

モクモクタイム

  • ネコVSドラゴン
  • RPGアニメーション
  • ソース入れ替えゲーム
  • サッカーゲーム1
  • さかなエサやり

今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。

教材についての説明

教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。

まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。

「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。

Scratch(スクラッチ)ブロック

【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、

「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。

さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。

そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。

従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります

組み立てイメージ

【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。

個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。

発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。

自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、

その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。

モクモクタイム

モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。

Scratchを用いたプログラミングの様子(モクモクタイム)
モクモクタイムの様子

学び合いタイム「Posenetをつかって遊ぼう」

PoseNetは、AIをつかって、カメラに映し出された自分の体のパーツ(目、鼻、手、足など)を検出することができる技術です。

今週はそのPosenetの技術がどんなものなのかを知ってもらい、少し遊んでみました!

(水曜日クラスは、環境の設定が一部できていなかったため、Posenetで遊ぶ部分が実施できておりません。申し訳ございませんが、来週(11/17週)の実施を予定をしておりますので、よろしくお願いいたします。)

Posenetで遊ぶ前に、AIについて学習しました。

AIという言葉は知っているけど、実際にどんな技術なのか、みんなの周りでどこに活用されているのかを学びましたよ。

みんなの周りで活用されている一例として、「Youtubeのおすすめ動画一覧」を挙げたのですが、

「見まくったら、めっちゃいいおすすめ動画がでてくるってことか!」とAIについて理解してくれていました。

が、Youtubeはほどほどにね…決してAIの検証をするためとか言って、見まくらないように!!とも念のため、、、

まだまだ奥が深いAIですが、みんな理解してくれたように思います!

その後のPosenetを使って遊ぶ部分でも、カメラに映し出された自分の体のパーツが検出できることを楽しんでくれていましたよ!

その他にもこのPosenetを活用してAR(拡張現実)プログラムなども作れたりするので、またの機会に色々と遊んでもらえるよう企画していきたいと思います!

プロフェッショナルコース

プロフェッショナルコースでは、内容もプロ仕様ですが、
パソコン、モニター、マウスもプロ仕様です。

実際に現場で使っているレベルの機器を使用しています。

例えばこんなゲームをつくります。
https://a-aschool.com/game/easy/

ピンクマンアドベンチャーイメージ
プロフェッショナルコースの特徴

全世界で100万人以上が使用するゲームエンジンであるUnity(ユニティ)でゲーム制作をするコースです。

Unityは「ポケモンGo」や「ドラゴンクエストウォーク」といった有名なゲーム制作にも使われており、今もっとも注目されているゲーム開発エンジンのひとつです。

小学生にもわかりやすい講義映像を観ながら、自分のペースで演習を進め、
ゲームをつくりあげていきます。

サポーターが横にいますので、わからない部分はすぐに聞くことができ、自分のペースで進めつつ、困って進捗しないことがないような環境で進めることができます。

社会人向けの講座と比べても、手厚い体制になっていますので、
小学生のお子様でも安心して学んでいただけます。

(終わり)

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この記事を書いた人

中学校教諭免許(数学)保持
プログラマー、システムエンジニアとして10年以上のキャリアがある
子どもと関わることができるこの仕事にとてもやりがいを感じています

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