Scratch 繰り返しと条件分岐の補講 じっくり解説
Scratch(スクラッチ)において、
のみならずプログラミングにおいて、
繰り返しと条件分岐はとてもとても大事です。
繰り返し、条件分岐がそれぞれどういうものなのか
については別の記事で解説しています
この2つで理解できた方は、今回の記事は読まなくても大丈夫です
ちょっと不安だな
なんとなくは分かったけど
という方にとっては、
今回の記事を読んでいただくことで、
自信を持って「分かった」と言えるようになりますので、
ぜひ最後までご覧ください!
アニメーションを用いながら、できるだけ分かりやすく、お伝えします
例1 簡単な繰り返し文
どういう順番で処理が行われるかを考えましょう
左側のようなコマンドがあったときに、
どのような順番で処理されるかを
赤色の吹き出しで表しています
この動きをしっかり理解することがとても大切です
いかがでしょうか?
こちらが理解できましたら次の例です
例2 ずっと繰り返す
今度はずっと繰り返すとはどういうことなのか見ていきます
文字通りず~っと繰り返されます
例3 繰り返しの前後の処理
例1,2が理解できた方は、もうお分かりかと思いますが、
繰り返しの前後にコマンドがあった際に、
どのような順番で処理が行われるかを見ていきましょう
ここまで理解できれば、
繰り返しについてはもう大丈夫でしょう
繰り返しになりますが、
処理の順番を正しく理解することがとても大事です
例4 シンプルな条件分岐
次に条件分岐です。
まずはシンプルな不等号の条件で分岐します
3>1は正(true)ですから、
必ず上の分岐に入りますね
こんにちは!と2秒言う
のコマンドしか実行されません
例5 繰り返しと条件分岐の組み合わせ
繰り返しと条件分岐を組み合わせると
このようになります
例4を2回繰り返すコマンドです
何回繰り返しても、3>1は常に正(true)ですから、
1回目も2回目も「こんにちは!と2秒言う」が実行されます
例6 変数と繰り返し文
最後の仕上げに入る前に、
もう一つだけ確認しておきます
変数と繰り返し文のよくあるパターンです
ここまで大丈夫でしょうか
例7 繰り返しと条件分岐の組み合わせ
いよいよ仕上げです
次のようなコマンドについて、
どのような順番で処理されるか考えてみましょう
変数「ポイント」が増えていって
途中から分岐が変わることが分かります
この例7が正しく理解できていれば、
条件分岐と繰り返し文は自信を持っていただいていいと思います。
繰り返しになりますが、
なんとなくではなく、
どのような順番で処理されるかを
きちんと理解することが重要です。