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Scratch 見た目を変えるさまざまな“効果”について

Scratch さまざまな見た目効果

スプライトの見た目を変えるコマンドで
こんなブロックがあります

効果をXXずつ変える

よく分からなくて使ったことがない人も多いと思いますが、
実はこのブロックには、いろんな隠し(?)機能があります。

「色」のところを押してみてください

効果をXXずつ変える2

色だけじゃなくて、何と7種類も操作することができます

  • 魚眼レンズ
  • 渦巻き
  • ピクセル化
  • モザイク
  • 明るさ
  • 幽霊

それぞれがどんな働きをするのか
解説していきます

目次

色の効果を25ずつ変える

こちらは文字通り
色合いを変えてくれます

色の効果の説明

0~199で値を指定します

色の効果:0 ~ 199

200になると0に戻ります

少し詳しく言うと
200で割ったあまりが適用されます。

200と400はいずれもあまりが0ですので、同じ見た目になります

スプライトを白黒にする裏技もありますよ

白黒になったネコ

明るさの効果を25ずつ変える

色の効果と似ているので、先に明るさの効果を説明します

明るさの効果も、文字通りです

明るさは、-100が真っ黒 +100が真っ白です

明るさの効果の説明

こんなイメージです

例えば、こんな風に使うことができます

スプライトがピカピカ光る

スプライトがピカピカする

コマンドはこちら

スプライトがピカピカ光るコマンド

スプライトが攻撃を受けたとき

などに使えそうですね

明るさの効果でマリオのスターモードを再現

この効果を応用すると、マリオのスターモードを再現することができます。

Scratchでスターモード
Scratchでスターモード

幽霊の効果を25ずつ変える

次に幽霊の効果です

幽霊と言われるとピンとこないですよね

透明度や透過率だと聞き馴染みあるんじゃないでしょうか

幽霊の効果=透明度
幽霊の効果:0~100

幽霊の効果の説明

このように100になると消えてしまいます

魚眼レンズの効果を25ずつ変える

魚眼レンズは、カメラに詳しい人なら、馴染みがあると思いますが、
ドアの除き窓から外を見たときのようなイメージです

魚眼レンズの効果50
魚眼レンズの効果を50にしたネコ

このように中心がぼこっと浮き出てくるようなイメージになります

こちらは数字に上限はないようですね

試しに、500にしてみると

魚眼レンズの効果500
魚眼レンズの効果を500にしたネコ

魚眼レンズの効果を使って
こんな動きを作ってみました

魚眼レンズの効果で遊ぶ
魚眼レンズの効果をつかったプログラム

ちなみにコードはこちらです

マウスポインタ―との距離をつかっています

魚眼レンズの効果で遊ぶ_コマンド

渦巻きの効果を25ずつ変える

渦巻の効果はその名の通りです

0を境に、マイナスとプラスで指定します

渦巻の効果
渦巻の効果

例えば、X座標と連動するようにすれば、
こんなアニメーションがつくれます

渦巻の効果アニメーション
渦巻の効果をつかったアニメーション

ちょっと時空が歪んだようなイメージで表現できます

コードはこちら

渦巻の効果をつかったアニメーション_コード

ピクセル化の効果を25ずつ変える

「ピクセル」は画素というと馴染みがあるかもしれませんが、
画像の一つ一つの箱ですね

ピクセル化は、この画素数を粗くするような効果があります

ピクセル化効果

指定する数字は絶対値で見るようですので、マイナスにしてもプラスにしても同じです

見た目の効果は背景にも使えますので、
例えばこんな遊び方ができます

ピクセル化で場面転換をそれっぽいアニメーションに

ピクセル化の効果で遊ぶ

いかがでしょうか
ただ背景を変えるだけより、
それっぽくなりませんか?

コードはこちら

ピクセル化の効果で遊ぶ_ネコのコマンド
ネコのコード
ピクセル化の効果で遊ぶ_背景のコマンド
背景のコード

モザイクの効果を25ずつ変える

モザイクの効果は、名前からは分かりにくいのですが、
25ずつ増やすとこんなイメージです

モザイクの効果
モザイクの効果を25ずつ変える

こんなイメージで、全体としては同じ大きさの中で、どんどん分裂していくようなイメージです

こちらは、あまりいい活用方法がわかっていません笑

アイデアあればコメント欄で教えてください

リセットする

以上色々な効果をご紹介してきましたが、
元に戻したい

そんなときはこのブロックです

画像効果をリセットするブロック

(終わり)

Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。

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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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