3/18 マイナスの足し算・引き算を学び合い
マスクが任意着用になりましたが、花粉症の季節で、外せない人も多いんじゃないでしょうか。
今日も元気に学び合いました。
- 16:30~ はじめに
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:00~ 学び合いタイム
- 17:20~ モクモクタイム①
- 17:35~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
モクモクタイム
- もんすボールころころ
- レーシングゲーム
- シューティングゲーム
- ネコがダンジョンをくぐり抜ける
今週もそれぞれの進捗・習熟度に応じた課題に取り組んでもらいました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
学び合いタイム「マイナスの数の足し算・引き算」
今日は、マイナスの数の足し算と引き算について学び合いました。
マイナスの数の加減は、学習指導要領では中学校1年生の範囲です。
しかし、プログラミングをする上で、特にScratchでプログラミングをする上で、
必要な考え方ですので、改めて題材にしました。
小学生でも理解できるように、数直線を使って、
イメージを伝え、インタラクティブに学び合いました。
その後、練習問題に取り組みましたが、上の数直線を見ながら、
“-1+2ということは、-1からスタートして、2つ上に行くから、1だ”
という風に、理解してくれていたようで、正答率も高かったです。
練習問題シートは、各自持ち帰っていますので、保護者の皆様は見てみてください。
(終わり)