Scratch スプライトやコードを使いまわせるバックパック機能
Scratchのバックパック機能についてご紹介します。
バックパックとは、スプライトそのものや、コードの一部、コスチュームなどを保存して、他のプロジェクトにコピーできる機能です。
- プロジェクトAでつくったスプライトを、プロジェクトBでも使いたい。
- プロジェクトAでつくったコスチュームを、他でも使えるように保存しておきたい。
- ネコでつくったコードを、Goboでも使いたい。
といったことが実現できます。
※ダウンロード版(オフライン版)では使えませんのでご留意下さい。
目次
バックパックってどこにあるの?
バックパックの存在に気付いていない人もいるかもしれません。
実は画面下にあります。
気付いてましたか?
「バックパック」という部分をクリックすると、このように、中を開くことができます。
バックパックに保存する
どのように保存するかを見ていきます。
スプライトをバックパックに保存する
旗がクリックされたとき、「こんにちは!」と言う簡単なプログラム(projectA)を作ってみます。
このスプライト(「こんにちはと言うネコ」と名づけました)をバックパックに保存してみます。
コードをバックパックに保存する
スプライトと操作は同様です。
コスチュームをバックパックに保存する
ここまでくればもう分かりますよね。
音をバックパックに保存する
音も同様です。
ステージの背景をバックパックに保存する
こちらもコスチュームと同様ですね
ステージはバックパックに保存できない
ステージもスプライトと同様にできそうな気がしますが、これはできません。
バックパックから使う
保存したスプライトなどをどのように使うか見ていきます。
バックパックに保存したスプライトを使う
バックパックに保存したスプライトを他のプロジェクトで使ってみます。
操作はとても簡単です。
バックパックからドラッグアンドドロップするだけです。
スプライトのコードを見ていただいたら分かる通り、
コードも含めて一式コピーできています。
バックパックに保存したコード、コスチューム、音を使う
あとは同じ操作ですので割愛します。
バックパックはユーザーID単位に保存される
バックアップはユーザーID単位に保存されます。
他のプロジェクトで使ったりすることができます。
一方で、他のユーザーとの共有はできません。
(終わり)