ロング体験会 ご応募受付中です

Scratch 1秒で任意の場所に移動する

Scratch 1秒で任意の場所に移動する応用

スプライトを1秒(や任意の秒数)で動かすの応用的な使い方について説明します。
XとYを指定する方法は、ご存知の方も多いと思います。
加えて、「Xだけ動かしたい」や「今の場所から10歩だけ動かしたい」という場合についても解説します。

目次

1秒で特定の場所(X座標、Y座標)に移動する

まずは以下のゲームをご覧ください。
アップルをGETしたときに、1秒で左上の場所に移動します。

1秒で指定の場所に移動する
1秒で指定の場所に移動する

使うブロックは、動きの中にあるこちらです。
見たことがある人も多いのではないでしょうか。

1秒でX座標とY座標を移動するブロック

アップルのコードはこちらです。

1秒で任意の場所に移動する_Appleのコード
1秒で任意の場所に移動する_Appleのコード

Y座標は変えずに、X座標だけ1秒で変えたい

1秒でX座標だけ変える
1秒でX座標だけ変える

このアニメーションのように、Y座標は変えずに、X座標だけ変えたい場合どうすればいいでしょうか?

「1秒でX座標を100に変える」みたいなブロックがあればいいですが、
残念ながらありません。

ではどうすればいいか、答えは簡単で、Y座標を「Y座標」にしてあげればいいです。

2秒でX座標だけ変える
2秒でX座標だけ変える

こんな形ですね。
Y座標だけ変えたい場合はその逆ですね。

1秒で10歩だけ動かしたい

特定の座標ではなく、今いる場所から10歩だけ動かしたいという場合も、
先ほどの応用で実現することができます。

1秒で10歩だけ動かしたい
1秒で10歩だけ動かしたい

こんなアニメーションをつくりたいとすると、
Goboのコードはこうなります。

1秒で10歩だけ動かすのコード
1秒で10歩だけ動かすのコード

X座標の指定に足し算を使ってます。

1秒でどこかの場所(ランダム)に移動する

一つ上にこんなブロックがありますよね。
こちらも場合によっては活用できます。

1秒でどこかの場所に行くブロック
1秒でどこかの場所に行くブロック

おわりに

1秒で~ブロックをつかうことで、
動きのあるアニメーションを作ることができますので、
ぜひご活用ください。

Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。

シェアおねがいします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

目次