11/23 話し合い「お金の役割について」
今日の話し合いタイムは、お金の役割について。お金って何のために?仮想通貨もお金なの?小学生で知っておきたいお金に関することを話し合いました。
- 16:30~ はじめに・自己紹介
- 16:35~ モクモクタイム①
- 17:00~ 話し合いタイム
- 17:30~ モクモクタイム②
- 17:55~ 終わりの会
ゼネラルコース
モクモクタイム
- ソース入れ替えゲーム
- クレーンゲーム
- Quiz
- まっすぐレーシング
- 野球ゲーム
今週も各自の進捗に合わせた課題・制作に取り組みました。
教材は基本的に3部構成になっています。
・【基本編】「大きさを90%にする」のような指示に従って、1つのブロック(コマンド)を選んでつなげる
・【アレンジ編】「炎があたったときに、catの表情を変える」のような指示があって、複数のブロックの組み合わせを考える
・【自由アレンジ編】自由にアレンジを考える
です。
まずは【基本編】で、ゲームやアニメーションの基本的な動きを作成していきます。
書いてある文章から、少し読み替えが必要なことはありますが、
想像力が必要なほどではありません。
「変数「HP」が1減る」のような指示があったときに、
“1減るということは、-1ずつ変えるんだな”
と考えるというようなイメージです。
【アレンジ編】では、文章から、ロジックを組み立てていく必要があります。
上の例「炎があたったときに、catの表情を変える」という指示の場合、
「炎があたったときに」というのは、
“もしネコが炎に触れたなら”と、考えれば、
もし~ならというブロックと、
炎に触れたというブロック
を組み合わせることで実現できそうだなと組み立てます。
さらに、それをいつ行えばいいかを考え、
炎はいつ当たるか分からないし、
いつ当たっても、有効になるようにしないといけません。
そうすると、スタートが押されてから、ずっと、待ち構えておく必要があります。
従って、「ずっと~を繰り返す」というブロックの中に入れることになります
【自由アレンジ編】は、文字通り、どんなふうに変えたいかを考える所から
始めてもらいます。
個人差はありますが、いくつかプログラムをつくっていくうちに、
こんなこともできるんじゃないか
というのがわかってきて
発想も出てくるようになります。
発想だけで、実現可能性なども分かりませんから、
「こんなの作りたいんだけど」と、サポーターに相談しながら、
進めていきます。
自由アレンジ編こそ、プログラミングで子どもの力をつける
大事な部分だと私たちは考えますが、
その分教える側のパワーもかかりますので、
実施していないスクールもあります。
モクモクタイムというのは、プログラムをつくることに集中して取り組む時間です。
世界中でもっともポピュラーなビジュアルプログラミング言語であるScratchを用いて、
ゲームやクイズなどをつくります。
話し合い「お金の役割について」
今週のテーマは「お金の役割について」
小学生になるとお小遣いをもらって、自分でお金をつかうことも出てくると思います。
「お金は大事」
「いっぱいあるとうれしい」
「この社会お金がすべて」
お金って何?と聞くとこのような答えが返ってきました。
今日はもう少し踏み込んで、そもそも何のためにお金があるのか、お金の役割について話し合いました。
お金の役割について知ることで、社会のしくみを理解する助けになること
お金の役割について知ることで、盲目的にお金が大事という状態から、お金は大事だけど、お金が一番大事かというと、本当にそうなのだろうかと疑問を持ってもらうこと
を目的としています。
お金はモノやサービスと交換できる道具ですよね。お金があれば家と交換することもできます。
お金がなかったころは物々交換をしていました。
物々交換には問題があります。
自分の欲しいものを持っている人を探し、さらにその人が欲しいものを用意しないといけないということ。
この物々交換の問題点を解決するためにお金は生まれました。
じゃあお金って、なんでお金たり得るのでしょうか。
それはみんなが価値があると信じるからお金になりえます(つまり、誰もがそれを欲しいと思えるから)
昔は大きな石だったり貝殻だったりしわわけですね。
それが最近では仮想通貨みたいなものも出てきています。
形は変わってきた。でも本質的には同じ。みんながそれを価値があると思っているから、お金として”認められる”わけですね。
ということでお金の役割は大きく3つにまとめることができます。
最後に、お金で買えないものってなに?と問いかけまして、いろいろと答えてくれました。
(終わり)