Scratchでつくる『通訳さん』
Scratchの拡張機能である、「音声合成」と「翻訳」を組み合わせて、
通訳アプリをつくってみます『通訳さん』
目次
準備)拡張機能を追加する
こちらの記事をご参照ください
Scratch 音声読み上げ機能でナレーションをつくる
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Scratch 翻訳機能をつかおう
Scratchには、「翻訳」という、言葉を翻訳してくれる拡張機能が用意されていますGoogleが提供している翻訳機能ですので、精度は申し分ありません 機能の使い方について…
こんな形で追加できていればOK
通訳さんの実装
準備ができたので、さっそく実装していきます
背景とスプライトの追加
背景とスプライトを追加します
ネコではなくTeraを使いたいと思います
また、ボタンを押したときに、通訳してもらえるように、
Button1も追加しました
通訳さんの声と言語を設定する
最初の処理として、通訳さんの声と言語を設定します
今回は、ねずみの声にします
言語は英語です
ボタンを押したら日本語入力欄が表示される
次に、ボタンを押したら、日本語を入力する欄が出てくるようにしましょう
今度はButton1のコードです
こちらの水色のブロックの正体について知りたい方はこちら
Scratch あなたの名前は何ですか?
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こんな感じで動けばOKです
入力されたら、通訳さんにメッセージを送る
日本語が入力されたら、次は、通訳さんに処理してほしいので、
入力内容を変数に保存した上で、メッセージを送ります
メッセージはスプライト同士の合言葉のようなものです
Scratch メッセージの説明
ネコが走ってと言った後に、カニを走らせたい。どうすればいいの? ボタンが押されたときに、カニを動かしたい。どうすればいいの? こういった疑問にお答えします。 こ…
今回は分かりやすく「通訳して」というメッセージにします
メッセージを受け取ったら、翻訳して返します
メッセージを受け取ったら、
その言葉を翻訳し、
音声で返します
これだけです
とてもシンプルですよね
これで完成です
完成)通訳さん
こんな感じで動きます
※音声ありでご確認下さい
(終わり)