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Scratch 教師用アカウントでできること・できないこと

Scratch 教師用アカウント

Scratch(スクラッチ)には教師用アカウントというものがあります

学校やスクールでScratch(スクラッチ)を教える方は
この教師用アカウントを作成することをおすすめします

教師用アカウントで何ができるのか
一般のアカウントと何が違うのか

しっかり解説していきます

目次

教師用アカウントとは

教師用アカウントは、生徒アカウントを管理する機能を付加されたScratch(スクラッチ)アカウントです

教師用アカウントの機能概要
教師用アカウントの概要

一般のアカウントでできることは、そのままに
生徒管理機能がついているということです

したがって、教師用アカウントで作品をつくることもできます

※教師用アカウントは、一般アカウント同様、無料で利用できます

教師用アカウントでできること一覧

クラスの作成

教師アカウントを作成したら、まず自分のクラスをつくります
クラスに生徒が紐づく形になります

このクラスを作成できるのは、教師用アカウントだけです

生徒用アカウントの作成

上述のクラスに紐づく形で、各生徒アカウントを作成します
※一般アカウントと生徒アカウントは別物(種類が違います)

生徒アカウントを登録する際にメールアドレスが必要ない
というのがいいところです

一般アカウントの場合、子どもでもメールアドレスの登録が求められ、
ご両親に準備いただくなどの対応が必要になります

生徒アカウントのパスワードリセット

生徒アカウントのパスワードリセットができます
パスワードを忘れてしまうこともよくあると思いますが、
そんなときに教師がリセットしてあげることができます

生徒アカウントのパスワードリセット
生徒の作品のスタジオへの追加

クラス内の生徒が共有した作品をスタジオに追加することができます

※生徒側で「共有」されていることが前提になります

生徒のコメント活動のチェック

クラス内の生徒の活動を確認することができる(一般アカウントが自分の活動を見るようなイメージで、すべての生徒の活動を確認することができる)

クラスとは

教師アカウントを作成したら
まずはクラスをつくります

クラスに生徒が紐づき
クラス内で作品や活動が共有されます

1つのクラスに紐づく教師と生徒の数には限りがあります

Scratch(スクラッチ)クラスと教師・生徒の関係性

一つのクラスに紐づく教師は1人だけですので、
同じクラスに先生を2人以上つけたい場合、
2人目からは”生徒アカウント”としてアカウントを
用意してあげる以外にありません

また生徒は250人までですので
クラスをつくる単位は検討が必要です

クラスと教師・生徒の関係2

上手の通り、教師は複数のクラスをもつことができます

生徒は1つのクラスにしか所属できません

生徒を別のクラスに移動できないことも
注意すべきポイントです

現時点でできないこと

  • すでにあるScratchアカウントを生徒用アカウントに変換する機能
  • 生徒用アカウントを他の教師用アカウントやクラスに移す機能
  • 生徒用アカウントを複数のクラスに所属させたり、複数の教師用アカウントと関連付ける機能
  • Google ClassroomやCleverなどのクラス管理システムに接続する機能
  • コメントを見たり投稿したりするなど、生徒が使える機能を制限する機能

参照:Scratch教師用アカウントFAQ https://scratch.mit.edu/educators/faq

これらの機能は要望も多いようですので
追加されることを期待したいですね

教師用アカウントの始め方

教師用アカウント登録のリンクはこちらです
https://scratch.mit.edu/educators/register

教師用アカウントの作成

ユーザ名とパスワードを登録します

個人情報を聞かれますので
それぞれ入力します

続いて
姓名についても順番を間違えないように
入力していきます

こちらは公開されませんので
本名で入力しましょう

電話番号を入力して

チェックを入れます

組織:学校名や会社名などを入力します

あなたの役割:役職名などを入力しますが、重要ではありません

組織の種類:該当するものを選択します

ウェブサイト:必須ではないです

続いて住所です

特に郵便物が届いたことはありません
法人や個人の住所を入力しておけばOKです

住所2は、住所1に入りきらなければ入力してください

審査で使われると思いますので、
正しく書きましょう

長く書く必要はありません

最後にメールアドレスを入力して終了です

メールが届きましたら、ログインしましょう

お疲れ様でした

クラスの作成

続いてクラスを作成していきます

教師用アカウントメニュー

ログイン後
アカウントメニューから
「私のクラス」をクリックします

+新しいクラス
をクリックします

クラス名

クラスの説明を入力します

クラスを作成することができました

生徒の作成

先ほどのクラスの画面から、
生徒を作成していきます

  • 手動で1つずつ登録する方法
  • CSVでアップロードする方法
  • リンクを発行して生徒自身で登録してもらう方法

3つの登録方法があります

手動で登録する場合は
このような画面になります

これでおしまいです

Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。

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この記事を書いた人

もつさん
プログラミングスクールLの代表
妻、息子、娘の4人家族
プログラミング教育は、子どもの将来を変え、社会を変えるという信念のもと、日々子どもと向き合っています。

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